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ED(勃起不全・勃起障害)の原因

ED(勃起不全)は原因に関わらず治療できる

ED(勃起不全)の原因とタイプ
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ED(勃起不全)はこれまで加齢によって症状を発するものとして捉えられていました。もう年だからと加齢を理由にEDの治療をあきらめてしまうということも多くありました。しかし、バイアグラが登場して以降、EDは年齢に、原因にかかわらず治療が可能だということがわかってきました。EDの原因を突き止めることができればEDは改善できます。そして、以前のようなナイトライフをまた過すことができるようになります。

ED(勃起不全)の原因とタイプ

ED(勃起不全)の原因とタイプ

EDは何らかの理由で十分に血管が拡張できなくなり、ペニス内部の海綿体に十分に血液が流れず、静脈の圧迫も不十分なために中折れや硬さが不十分な勃起と言ったED(勃起不全)の症状を引き起こします。血液がペニス内部の海綿体に十分に届けることができないために勃起が不十分な状態になってしまうことがEDの原因です。

血管が十分に拡張できないこと、その理由は一つだけではありません。

ストレスや不安など心理的な理由:心因性ED

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心因性EDは20~40歳ぐらいの若い方によく見られるEDです。心理的に何らかの抑制が働いてしまい、性的刺激を十分に得ることができなくなります。

普段の生活の中で抱えてしまう不安や緊張と言った心理的なストレス。このストレスが時にEDを引き起こしてしまうことがあります。また、性行為がうまくいかなかったり彼女から思わぬことを言われてしまったときなどもEDの引き金となり得ます。

生活の中以外にもEDの引き金になるものとしてPTSDや性的トラウマと言った過去の負った心の深層心理が原因となることもあります。過去の心理的ショックの場合、本人に自覚がないことも多く、原因の究明の障害となることもあり、治療が難しくなることがあります。

心因性EDは意外なきっかけで簡単に改善できることがあります。特に成功経験や精神的な余裕が生まれることでEDを改善することができます。そのきっかけとして勃起薬をうまく活用することで成功経験を重ねると言ったことも治療の一環として行われます。

加齢による動脈硬化、生活習慣病、外傷など、疾患や障害によるもの:器質性ED

加齢による動脈硬化、生活習慣病、外傷など、疾患や障害によるもの:器質性ED

40歳を超えると生活習慣病や加齢による疾患や障害が起こることが増えてきます。加齢による影響は血管の障害の一つ、動脈硬化として現れます。血管の老化現象とも言える動脈硬化は生まれた時からすでに始まっています。30歳も超えると動脈硬化と認められる血管も表れだします。50代も超えると血管自体が狭まりだし、十分に血流が行き渡らなくなる部位も出てきます。動脈硬化を起こし、血流が滞ってしまった血管がペニスにつながっているとすればEDになる可能性が高まります。

動脈硬化は喫煙によっても進行していきます。老化現象でもある動脈硬化は生活習慣が乱れていなければその進行はゆっくりとしたもので高齢になったからと言って血栓や動脈瘤と言った問題を抱えるような動脈硬化になるリスクへ少ないです。しかし、喫煙は動脈硬化を促進してしまい、重篤な症状に至るリスクを増やします。EDの原因となるペニスに繋がる血管にもその影響を受けるリスクが高まります。

生活習慣病に起因するEDも多く、糖尿病、高血圧、脂質異常症に罹患している方の約60%以上はEDも併発していると言われます。特に糖尿病患者の方は80%、実に5人に4人はEDを発症しているという報告もあります。

脂質異常症は動脈硬化の原因であり、動脈硬化をより加速させてしまいます。高血圧も、動脈硬化の原因の一つであり、これもまたEDの可能性を高めます。そして高血圧を抑制する医薬品によってはその作用がEDを引き起こしてしまうこともあります。糖尿病は血管を閉塞させてしまったり。神経の伝達に障害を引き起こします。そのことによって神経伝達が滞ったり血流が滞ることでEDを引き起こしてしまいます。

脳に起きてしまった障害や外傷、手術による後遺症などでもEDは起こります。脳出血や脳梗塞などで神経が遮断されてしまったり神経伝達に影響を受けることで十分な刺激を受けることができなくなることで勃起ができなくなることがります。外傷や手術などで神経が傷ついたり血管が傷ついてしまったりすると、これもEDの引き金になることがあります。

前立腺肥大症をはじめとした泌尿器系の疾患や治療によってもEDの原因となります。排尿機能の衰えが心理的に作用を引き起こしてしまうこともあります。泌尿器障害の治療によっても外科的治療であれば神経や血管に傷がついてしまったり、内科的治療においても処方された医薬品によってはEDを引き起こしてしまうことがあります。

服用している医薬品によるもの:薬剤性ED

服用している医薬品によるもの:薬剤性ED

普段服用している医薬品もその作用によってはEDの引き金となってしまうことがあります。抗うつ剤や向精神薬のような中枢神経に作用する薬、降圧剤や利尿剤と言った循環器系に作用する薬などはその作用によって神経伝達や血流を滞らせてしまう作用を持つため、その作用によってEDを引き起こしてしまいます。

他にも前立腺がん治療に用いられる男性ホルモン抑制剤や抗アンドロゲン剤は男性ホルモンのテストステロンを抑制してしまうためED・性欲低下が起こり得ます。これらの薬剤ですと男性ホルモンの低下によってED以前の性欲が減衰してしまうため、そもそもEDを病気と受け止めない方も少ないありません。

EDの原因は3つのタイプが併発していることも

EDの原因のタイプは心因性、器質性、薬剤性の3つですが1つのタイプが原因とは限りません。特に薬剤性EDの場合はその治療している疾患によって心因性や器質性のタイプと併発している可能性があります。併発している場合は、その症状や治療内容を確かめた上でEDをどう治療していくか慎重に判断しなくてはいけません。

勃起薬はすべてのタイプの原因であっても治療が可能ですが、狭心症などの循環器系の疾患や脳疾患などによっては服用は禁忌となっていることもあります。服用している医薬品によっても併用ができないことがあります。そのようなときは医師に必ず相談してEDの治療方法を考えましょう。

その他の原因によるED

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かつてEDという言葉が出回る前は、インポテンツという言葉が使われていました。インポテンツにもEDと同じように勃起不全の意味合いも込められていますが、今では侮蔑用語として使われることも多い上、性器が小さい人に対しても使うこともあるようなので、あまり好ましい言葉ではありません。

EDは、Erectile Dysfunctionの略で、勃起性の機能不全を意味します。勃起力が不十分だったり、勃起をしてもそれを維持することが出来ない為に満足な性交を得れない、また通常性交の行おうとして75%で性交できないほど勃起力が低下している状態を指します。また、障害を起こしている要因によって以下のように幾つか分類されています。

機能性ED

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器質性と異なり、精神面が要因で勃起を阻害している場合を指します。中高年以外にも、若年層にこの傾向が多いと言われています。特にストレス社会と言われる現代は、社会人になりたての人や、仕事に慣れてきてより責任ある立場に身を置かされたことによって起こりやすいと言われています。精神的負荷が体に起こす不調は、今では多くの人が知りえることかと思いますが、メンタル面の不調は神経伝達に大きな影響を与えます。神経伝達の悪さは、性的興奮を得て、勃起を起こすといった部分にも大きく影響が出ることから、こうしたEDを招いてしまうのです。

機能性の場合、さらにふたつにわけられます。ひとつは現実心因と言い、現実に起こっている事が原因となっているケースです。自覚がある場合が殆どで、悩みの原因が解決すればEDはほぼ改善されます。それに対し、深層心因と呼ばれるものは、本人に自覚がない場合が殆どです。幼少期のトラウマ、特殊な性癖、近親相姦、同性愛、性に対する嫌悪感や恐怖、抑圧された怒りや憎悪などです。深層心因の場合、本人に自覚がない事が多いため原因の解明に時間がかかり、治療にも専門的な心理療法が必要になる場合があります。

混合性ED

器質性と機能性が合わさった要因で勃起障害が起こったいる場合を指します。最近比較的多くの方がこの症状を発症しており、治療にも多くの時間がかかります。精神面でのケアと物理的な障害を回避する為に、バイアグラやシアリスなどのED治療薬(勃起薬)以外にカウンセリングを用いてED(勃起不全)の改善に導くといった手法が取られています。

手術や事故によるED

その他の原因によるED

その他の原因としては、手術や事故によるものがあります。前立腺がんや膀胱がんの手術をした際ことが原因で、EDになってしまう場合もあります。また、交通事故によって骨盤骨折や脊髄を損傷してしまうこともEDの原因にもなります。

病気の治療薬や抗うつ薬の中には、副作用でEDになってしまうものもあります。治療薬を飲みだしてからEDになった場合は、まずは服用している薬を確認してみるとよいでしょう。

これらのタイプのED(勃起不全)もED治療薬で改善が可能です。ただし、他に服用している薬がある場合は、必ず医師にED治療薬の使用が可能であるかを確認する必要があります。

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